阪神大震災から27年 住宅の耐震性について

家づくり
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大地震のたびに改訂された建築基準法

今日は阪神大震災から27年目です。雲出は大学4年、朝テレビをつけたら一面焼け野原になった神戸の様子を今でも鮮明に覚えています。阪神大震災から5年後の2000年には雲出は鳥取県西部地震を体験しました。コンクリートのマンションの二階に1歳の息子と自宅にいたのですが、いざ外に出ようとしたときあまりの揺れで怖くなり、引き戻って布団を被って揺れが収まるのを待ちました。人間って思ったよりとっさに動けないと自覚しました・・・ 

住宅の耐震性は大きな災害があるごとにアップデートされてきました。現行は2000年に改訂された基準です。20年以上同じ基準なんですね・・・直近では熊本の地震で2000年基準を満たした住宅が倒壊しました。なかでも築年数が浅い建物も倒壊したので、すぐに調査され原因が解明されました。

日経新聞の内容を引用

日経ホームビルダーの記事等を引用

今のスタンダードは耐震等級3?

今後も信じれれない規模の大きな災害がいつ起こるのかわかりませんが、熊本の地震以降耐震等級3が日本の住宅のスタンダードとなりました。

耐震等級のレベル

耐震等級1➡耐震等級2➡構造計算耐震等級1➡耐震等級3➡構造計算耐震等級2➡構造計算耐震等級3

本当に地震に強い家とは?

真に地震に強い家を造ろうと思ったら、以下の内容をチェックする必要があります。

立地

  1. ハザードマップ
  2. 地盤調査
  3. 切盛土
  4. 造成後の経過期間

初期性能

  1. 耐震等級・構造計算
  2. 直下率
  3. 壁の配置
  4. 設計ミス・施工ミス

性能維持 

  1. 外壁/防水のメンテナンス
  2. シロアリ対策
  3. 雨漏り対策
  4. 内部結露対策 

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